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食費0円を目指し 第一次産業に挑戦します
早速ですが、皆さんは日本の食料自給率をご存知でしょうか?
農林水産省によると2021年の時点で37%となり下落の一途を辿っているようです。
つまり大半を輸入に頼っているのが現実です。
カロリーベースの食料自給率については、原料の多くを輸入している砂糖、でん粉、油脂類等の消費が減少したものの、米の需要が長期的に減少していること、小麦が特に作柄が良かった前年に比べて単収が減少したことにより、前年度より1ポイント低い37%となりました。
農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.html
37%ということは単純に考えると、1日に1食食べられる程度ということになります(もしくは品目が極端に減る)。
日本のお米の自給率はほぼ100%!
仮に輸入が滞ったりすると、食卓に並ぶのはお米、じゃがいも、ちょっとしたお肉だけになると思います。
小麦、大豆、油脂類が目立って低いですね。
しかし、全てを賄えないまでも多くの問題は畑起点で考えると解決します。
- 大豆は枝豆から作れます
- 油も野菜から作れます
- 小麦も栽培できます
そこで、我が家(4人家族)の食べる分くらいは自分達で栽培できる準備をしていこうと思い立ったというわけです。
本業もあるので、隙間時間を使ってこれから数年をかけて色々な知識を溜め込んでいこうと思ってます!
これから日本が立たされる苦境
これからの日本は控えめにいっても、かなり苦しい状況にあります。
- 生産人口の減少
- 年金額の減少
- 増税
- 円安による物価高
といったように、どんどん貧しくなっていくように思います。
これらの問題に対して、個人でできることはあまり多くありません。
お金を使わない、投資をする、増税される前に蓄える、共働きする、節税する、健康でいる
これらが現代を生きる上での最強のリスクヘッジです。
我々が運営しているもう一方のブログである「家族経営ブログ」では主に「年金額の減少」や「増税」「円安」「節税」に関する事項に対して行っている内容について発信しています。
そして、本ブログでは「お金を使わない&食費」ということによりフォーカスを当てています。
当然海外で暮らすという選択肢もあるのですが、住み慣れた土地や恵まれた補償制度などを無視して移住を軽々しく決めることはできません。
日本はお金があればかなり安全に豊かに暮らせる国だからです。
家族4人が食べる野菜を育てるのに必要な土地は?
私(ヒゲ)の実家は、畑を借りて野菜(や果物)を作成していました。
その時、20平米(m*m)くらいでしたが、それでも野菜が余って仕方なくご近所さんに配っているくらいでした。
そうなると、夫婦であればこの半分の10平米くらいで十分ですし、4人家族であれば15平米くらいあれば十分に足りそうです。
そのため、農場のような広い土地を持つ必要はなく、少し広い庭があれば十分であることがわかります。
とはいえ、首都圏の賃貸でこれだけの土地を準備するのは少し難しいね。
20平米は夫婦で見るにはギリギリの広さ。
専業でない限りきついかも。
ということで、疑似体験としてシェア畑に登場してもらうことにしました。
シェア畑の紹介コードが必要な方は当ブログのお問い合わせか、 TwitterのDMにて受け付けていますので、お気軽にご連絡ください^^。入会金11000円が無料になります!
借りた土地は6㎡でちょっと体験するにはちょうどいい広さでした(それでも必要な野菜の1/3くらいは収穫できるかもしれないですね)。
ちなみにお米は、132㎡が一人が食べる量を作成するのに必要な土地になります。
野菜に比べるとはるかに広い土地が必要になりますね。
ただ、お米は自給率が高いので心配していません。
品目 | 土地(平米) | どれくらい? |
---|---|---|
野菜 | 10 | 家族2人分 |
米 | 132 | 1人分 |
小麦 | 15 | 1.5斤の食パンが5つ |
程よく栽培するには、器材や荷物置き場のことも考えて最大でも25平米くらいの土地があると良さそうですね!
電力の自給は考えなかったの?
最初は電力の自給も何かしら工作してこしらえようとしたのですが、手間がかかるのでやめました。
というのも現代ではTESLAの「パワーウォール」に代表されるようなソーラーパネルを利用した再生可能エネルギーを利用する仕組みが安価で手に入るからです。
そして、それはこれから15年後(子供達が独立するくらい)になればもっと高度になっているでしょうし、安価になって当たり前になっていると思います。
なので、将来もっと高性能で安いやつを購入すればよい。
という結論に達しました。
今回のシェア畑の経験を活かした最終目標は?
最終的な目標は食費0円ですが、さすがにそこへ向かうには完全に俗世との関係を絶たないといけないと思うので4人家族での現在の一ヶ月の食費5000円の半分である2500円を目指していこうと思います!
農家をやるつもりはなくて、あくまで家庭菜園のレベルです。
シェア畑の利用だけでは到達できないかと思いますので、あくまで知識の拡充として利用して年月をかけてじっくり変わっていければと思います。
ポイント1は将来の小さい収入と小さい支出実現のため
本業があるうちは大丈夫!本業を引退した後のことを考えて行動していきます。
本業が会社員じゃなくなったら、小さい収入と小さい支出で暮らしていきたいですね。
今までは、「畑を体験する」というと農場を借りたり家庭菜園を始めるために庭を整理したりが必要でした。
しかし、シェア畑のようなサービスを利用することで手軽に体験できるようになってきました。
小さく初めて、うまくいかなかった時でも小さく失敗できるのは魅力的ですね!
ポイント2は自宅でのベランダ栽培での水耕栽培でも活かしたい
2つ目のポイントは、水耕栽培です。
土を使わない栽培のことを水耕栽培と言います。
こちらは、家のベランダなどでできるためほぼ室内でできることが魅力的な点です。
好光性や嫌光性(種には光を好む種類とそうでない種類が存在する)といった特性は土による栽培でも、水による栽培でも共通する知識です。
実際よくわからないところや、調べても分かりにくいところ、全体の流れはシェア畑で働いているスタッフの聞いてしまった方が早いです。
いちいち0から調べて試す時間はありませんし、昔から営まれている農業なので多くの作業が言語化/定義化されています。