「スギナ」と言えば、一度生えてしまえばどんどん増殖する厄介なイメージがある雑草ですが・・・
最近ではスギナに含む成分「ケイ素」が注目され、「スギナ茶」が一般的になってきました。
今回は、栄養価が高いスギナを実際に調理し食べてみました!
Contents
スギナとは・・・?
「スギナ」はシダ植物の1種で、よく春に目にする「ツクシ」になる前の姿です。
一般的には栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシと呼び分けているそうです。
スギナの成分
スギナは成分が非常に優秀であり、民間療法などで薬として扱われていたこともあるそうです。
具体的には最近注目されている「ケイ酸」や「エキセトニン」「鉄分」「リン」「亜鉛」「カルシウム」「カリウム」などなど・・・
ミネラルを多く含み、体に良い成分が多いということがわかりますね。
最近では「スギナ茶」がブームとなっており、ダイエットや健康意識を持った方から注目されています!
スギナを摂取すると・・・
- むくみの解消
- ダイエット効果
- 自律神経の乱れが整う
- 膀胱炎や尿道炎が改善
- 白髪が減る
豊富に含まれているカリウムからの「利尿作用」や、ケイ素に含まれる「血液循環作用」などの効果が得られます。
ケイ素には「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン」も含まれるため、老化防止や、がん予防などの効果も期待できますね!
スギナの注意点
スギナは長期的に大量に摂取するとチアミン(ビタミンB1)欠乏症になる恐れがあるそうです。
スギナ茶の1日の目安は1杯程度となっており、飲みすぎは注意が必要です。
また、ニコチンが少量ですが含まれているようなので、お子様や妊娠中のかたは摂取しないでくださいね。
早速スギナを調理して食べてみた!
スギナは毎日たくさんでなければ食べられる!とのことだったので、早速持ち帰り調理して食べてみました。
スギナ収穫
シェア畑に大量に生えているスギナの一部(先端の若い部分)をもぎ取り、持ち帰ってきました。
※道路など公園に生息しているスギナは除草剤などが撒かれている場合があるので、必ず農薬などを撒いていない場所から収穫してください。
スギナを調理
1.流水でよく洗い、そのまま沸騰した鍋に入れて10分間しっかり茹でます。
2.湯がき終わったら、いったんざるにあげて水けを切ります。
ツクシもあったので1本一緒に湯がきました。
まずは茹でた状態で実食!
せっかくなので、湯がいた状態のスギナをそのまま食べてみました。
・・・・
全然かたい!とかは無いんだけど。。。
・・・味があんま無い・・・?
そうなんです。
スギナって味がほとんど無いんです・・・(笑)
それに加えて、やっぱり雑草を食べてる感があったので、おひたしはちょっと食べづらいかもしれません。
せっかくなので卵焼きに入れてみることにしました。
スギナ入り卵焼きにしてみた
卵液にスギナを混ぜて、フライパンで焼いていきます。
ちょっと強引でしたが。。。。
こんな感じにできあがりました!!
スギナ入り卵焼き実食
見た目はそんなに悪くない・・・かな?
味付けを何もしていなかったので、一応醤油をかけてみました。
もぐもぐ・・・
どう?
・・・・・・
まぁ食べれるし、卵焼き自体は美味しいっちゃ美味しいんだけど・・・
やっぱり味が無いんだよなぁ・・・
うーん。。日々の食事に並ぶのは辛そうだねw
やはり、卵焼きにしても味が無く、雑草食べてる感があるので、お世辞でもスギナが美味しいと言えませんでした(笑)
【野草】スギナを食べてみた!【雑草】まとめ
実際、調理して食べてみましたが、美味しい!!オススメ!!・・・とういのはできません。
野草を食べたことがある方はわかると思いますが、調理しても「雑草を食べてるなぁ・・・」という感じが残るので、
野菜のエグみなどが苦手な方にはオススメできません。
ですが、野草を食べなれている方なら、強い味も特に無いので、たま~に食べるくらいなら良いんじゃないでしょうか?!
私は、大人しくスギナ茶を飲むとします(笑)
スギナ茶は乾燥させる手間などもありますが、今は市場に出回っているので、簡単に入手することができますよ♪
無農薬でオススメです!